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小売業といえば、一般に店舗をかまえたものという印象があります。しかし、昔からあるご用聞きや農家の主婦が野菜や果物をかついで売りにくる行商、カタログやダイレクトメールで商品を売る通信販売といったものも小売業です。ですから、店舗の有無によって、店舗小売業と無店舗小売業にまず分けられます。次に、売っているものによっても分類できます。通産省の「商業統計」は小売業も卸売業もそうですが、扱っている商品による分類です。商業統計は「日本標準産業分類」に従って分類してありますので、日本の統計のほとんどは洋服小売業、鮮魚小売業、自動車小売業といったように、売る商品による分類が行われています。ただ、百貨店は、文字通り扱っている商品が「百貨」ですから、大きな産業分類としては「各種商品小売業」に区分され、小分類として「百貨店」という項目になっています。この扱う商品による分類を「業種」による分類といいます。