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ものすごい量の機内食。これはどの食事をつくるところなど、どんなに大きなホテルやレストランでもないだろう。この機内食にはレストランとは違った制約や難題がある。まず、大勢の乗客が乗る飛行機に1?2か月間は同じメニューを提供するので、この期間は同じ食材を確保しなければならない。また、調理後すぐではなく、一定時間経過してから乗客に提供されるため、工場で調理したあといったん冷却し、機内で再加熱することを考慮してつくらなければならない。たとえば野菜などは時間がたつと水分が出てくるので、濃い目の味付けにするなどの工夫がされている。さらに、安全性が大前提なので異物の混入などは徹底してチェックされている。そして、調理された機内食はフードーローダという車両で工場から運搬し、機内のギャレーに搭載。食事の時間までは冷蔵状態で保存される。何気なく食べていた機内食には、このように、じつに細やかな工夫と配慮がなされているのだ。